リノベとその後

わが家のキッチンリクシルの「AS」すべて見せます

2020-09-14

今年2020年6月、わが家のリノベーションが完成し、

入居してはや半年になります。

このブログでは、わが家のリノベーションの記録を公開していますが、

今回は、導入したキッチンについて、

パーツごとの写真を公開しつつ、くわし~く説明したいと思います。

 

 

リクシルの「AS」

わが家のキッチンは、リクシルの「AS」というシリーズです。

リクシルの中でも、リシェル、アレスタ、シエラなどはご存知かと思いますが、

「AS」って聞いたことないですよね。

リクシルの公式サイトにも載っていません。

 

ですが、ほぼ、「アレスタ」です。

工務店さんからはアレスタのカタログを渡されました。

一部、扉のデザイン・カラーの指定がありましたが、

他は、好きに選ばせてもらいました。

 

わたしが気づいたアレスタと「AS」の大きなちがいは、

Wサポートシンクが選べないことと、

背面収納の、家電収納用のキャビネットの

蒸気排出装置くらいです。

 

蒸気排出装置に関して、

アレスタは、手前で操作できますが、

「AS」は、操作盤がキャビネットの奥にあるので、

少しかがまないといけないのが、ちょっと残念なところではあります。

 

排出ユニットの操作盤

 

リクシルの他のシリーズ、リシェル、シエラの蒸気排出ユニットもアレスタ同様、

すべて手前で操作できるようです。

 

他にもちがいがあるかもしれませんが、

オプションで変更が可能になるかもしれないので、

アレスタの設備を「AS」で使用したいときは

工務店さんにご相談されるといいと思います。

 

また、「AS」のカタログも気になったので、

ショールームに行きましたが、店頭には置いていませんでした。

スタッフさんに、工務店さんから「AS」を指定されたと伝えると奥から出してきてくれました。

 

カタログの中身も、アレスタの簡易版という感じです。

一番の違いは、ページ数。

それと、アレスタのカタログにはモデルさんが登場しますが、

「AS」では、ほぼ商品のみの掲載です。

カタログは薄いですが、軽いし、シンプルでとても見やすいです。

ただ、掲載されている情報の量は、必要最低限なので、

詳しく知りたいときはアレスタのカタログももらっておくといいです。

 

わが家のキッチンビフォーアフター

リノベーションをする前は、床も建具もキッチンもダークブラウンでした。

南向きですが、キッチンはセミオープン仕様なため、太陽の光は一部しか届きません。

以前のキッチン

キッチンビフォー

上の写真は、日当たりのいい昼間に撮ったのですが、

扉と床の色と、吊戸棚の存在によってキッチンは暗い感じでした。

 

そこで、

キッチン

全体的に白っぽくリフォームしてみました。

 

キッチンAS

キッチンアフター

収納を重視していたので吊戸棚はつけましたが、

扉と床の色を変えたので、だいぶ明るくなりました。

 

背面カウンターも、

リクシルのキッチンAS背面カウンター

おそろいです。

 

扉デザインとカラーは「ホワイトグレイン」

わが家は、工務店さんより、アレスタの扉デザイン・カラーのうち、

グループ3、2、1より選ぶよう指示されました。

アレスタ、「AS」では、グループ3がいちばん充実しています。

いくつかの木目調でとっても迷って、

何度もリクシルに通って、やっと決まったのが、

グループ3の、「ホワイトグレイン」というデザイン・カラーです。

「AS」の扉ホワイトグレイン

真っ白ではなく、ベージュっぽい感じです。

 

扉の内側の木目

扉の内側も木目柄入りです。

 

ショールームを見学したとき、

つやつやした鏡面仕上げの扉は、手のあぶらなどが付いていて、手入れが大変そうだと思いました。

 

このグレインシリーズは、

表面に細かい凹凸があり、汚れが目立たず指紋の跡もつきません。

木目調のざらっとした感触がとても気に入っています。

 

ワークトップとキッチンパネル

「AS」のキッチンパネルとワークトップ

キッチンパネルは、グループ2の「ピュアホワイト」を選びました。

壁面は明るくしたかったので、真っ白です。

撥油撥水でシリコンコートされているパールシリーズで、

光沢があり、吸盤がくっつくので、タオルハンガーなどをつけられます。

 

ワークトップは、しっとりすべすべとした人造大理石から、

グループ2の「シルフィ―グレー」を選びました。

ワークトップに真っ白は、汚れが目立ちそうだし、おもしろくないなと思って、

白い点々のある砂石調グレーにしました。

リクシルの担当の方は、展示品だと面積が小さいので濃く見えますが、

ワークトップの大きさになると、案外グレーが目立ちませんよと言われましたが、

けっこうグレーです(笑

 

コーヒーやケチャップなどの色濃い食材を垂らしても、

すぐに拭けばきれいになるので、今のところしみ汚れはありません。

 

扉はホワイトグレイン、ワークトップはシルフィーグレー

扉はホワイトグレイン、 ワークトップはシルフィーグレー

 

シンク

シンクの色も選べます。

グリーンやピンク、イエローなどの派手な色もありますが、

扉とワークトップの色に合わせたかったので、

シュガーホワイトといういちばん無難な色に決めました。

リクシルAS人造大理石のシンク

この写真だとベージュっぽくみえるのですが、実際は真っ白です(;^_^A

これまでステンレスのシンクしか使ったことがなかったので、

この白い人造大理石のシンクを見るたびに気分が上がります!

 

ところで、人造大理石のシンクって、

ものを落とした時に割れたりしないかなと心配じゃないですか?

わたしはこれまでに3回、ガラスのコップやマグカップを落として割っていますが、

シンクは何ともありませんでした。

傷も、ついたかも、というくらいでどこに落としたのかわからないくらいです。

安心して洗いものができます(*^_^*)

 

「バリアコートNEO」の力

白いシンクを選んだので、

これからはお手入れをがんばろう!と思いましたが、

念のため、オプションで「バリアコートNEO」という

人造大理石のシンクをきれいに保てるコーティングをしてもらいました(^-^;

 

「バリアコートNEO」は、

リクシル独自の技術で、撥油・撥水をしてくれるコートです。

油や水をはじくので、

水切れがとてもよく、放っておいてもシンクの中が乾いています。

さーっと水がひいて行く感じです。

水滴の跡も、今のところ見当たりません。

 

人造大理石の汚れを気にしてステンレスと迷っている方は、

ぜひ、人造大理石と合わせてコート剤もご検討ください!

きれいを保てます(*^-^*)

 

ただ、傷はつきます。

上から見るとわかりにくいのですが、ななめから見るとこまかい傷がたくさんあります。

でも、普段、ななめからシンクを見ることなんてないので、気になりません。。。

 

ワークトップとシンクのつなぎ目

ワークトップも、シンクもどちらも人造大理石ですが、

つなぎ目が気になりますよね。

段差できちゃうかなと思いましたが、ぜんぜん。

 

以前の住まいは、ワークトップが人造大理石、シンクがステンレスだったので、

つなぎ目がくぼんでいて、水垢がたまってお手入れがめんどうでした。

 

今時のキッチンは、できるだけでこぼこしていない、つなぎ目が目立たないような作りになっていますが、

ちょっとでもへこんでいると水がたまりますよね。

 

でも、ワークトップもシンクも人造大理石だと、

つなぎ目がつるっとしていて凹凸が全くないんです。

お手入れがとってもラクですよ。

ワークトップとシンクのつなぎ目

 

てまなし排水口

エプロンを外すと、スポンジなどが置けるポケットや排水口が現れます。

このワイヤーポケットは、まな板も挟めるのですが、

カウンターからまな板が丸見えになってしまうので、使っていません。

エプロン部分を外した排水口

エプロン部分を外すと現れる排水口

 

リクシルの人造大理石のシンクでは、

「くるりん排水口」と「てまなし排水口」という2つの排水口が選べます。

 

「くるりん排水口」とは、

普段通りにシンクを使うだけで、うずの水流がが洗浄と排水をしてくれるので、

排水口に汚れがたまりにくく、お手入れラクラクというものです。

 

「てまなし排水口」は、排水口に接合部のリングがないシームレス仕様で、

溝がない分お手入れしやすいというものです。

 

わたしは、排水口に関しては見積もり時に指定しなかったので、

わが家の排水口は、標準の「てまなし排水口」になってしまいました。

 

ただ、排水口を見ていると、

てまなし排水口でも水がくる~っと回りながら流れていきます。

お手入れも毎日しているので、

「てまなし排水口」でも排水口部分は十分きれいを保てています。

その奥は、わかりませんが、、、

 

てまなし排水口

てまなし排水口

 

上から見た封水筒

封水筒は、引っ張ると外れます。

 

封水筒

細くて長いです。11センチくらい。

こちらは時々しか洗っていません。

正直、汚れが溜まると洗いにくいので、同じように毎日お手入れしたほうがいいんですけど。

 

水栓金具と浄水

水栓金具

シンプルなオールインワンの浄水栓にしました。

グースネックのタッチレスのものと迷いましたが、

意に反して水が出てくることがあるのでやめました。

 

吐水口を引きだす

吐水口を引き出せるので、シンクのすみずみまで水が行き渡りお手入れもらくらくです。

 

浄水のほうはと言うと

最初、カートリッジは入っていないので、使うときに自分で入れます。

リフォーム後、水栓に1本くくりつけられていたのですが、

私は入れ忘れたまま1ヶ月使い続けてしまいました。

カートリッジは、リクシルの通販で購入できます。

 

水の出方

シャワー吐水はとてもなめらかです。

下に向かって広がるような出かたをします。

洗いものの際に、水のかかる範囲が広いので便利です。

 

ガスコンロ

わが家は、IHではなくガスコンロです。

リンナイのガスコンロ

リンナイのガラストップタイプの3口のコンロです。

汚れ落ちは、ホーローとは比べ物にならないくらい、よいです。

汚れを放っておくと、

ホーローだとこびりつきますが、

ガラストップは濡らしたふきんでふきとればきれいになります。

 

唐揚げなどは、温度の設定をしておくと、自動で火の調節をしてくれます。

中まで火が通ったかどうかがわかりにくい食材も、

一つ取り出して中を割って火の通りを確認するという作業がなくなります。

 

グリルは、無水両面焼きグリルです。

入居して半年ですがまだ使っていません。

 

グリル

手前まで引き出せます。

 

 

コンロに関して

キッチンのリフォーム当初、IHは全く考えていなかったのですが、

ここにきて、やっぱりIHにしておけばよかったなって思っています。

調理中、何度も拭きこぼすので、早くもバーナーキャップなどにこげがついてしまって、

ちょっと拭いたくらいでは取れない状態になっています。

次、キッチンをリフォームするときは、絶対IHにすると思います!

 

レンジフード

フィルターレスのレンジフードを選びました。

フィルターがない分、お手入れがラクです!

レンジフードSER-932W

でも、フィルターがなく、わが家は市販の換気扇フィルターも使用していないので、

1ヶ月に1度はお手入れしないと、汚れます!

 

特に、ここ↓

整流板の隙間から、油とほこりにまみれた汚れがのぞいています。

レンジフードの汚れ

こうなる前に、お手入れしましょう(汗

放っておくと、ファンのひだひだ部分に汚れがこびりついて、

お手入れラクラクの意味がなくなってしまいます(涙

 

フロアユニット

フロアユニット

フロアユニットは、すべて引き出しタイプを選びました。

手前まで引きだせるので、奥のものまで見渡せて取り出しがらくです。

アレスタと「AS」の引き出しは、奥行きがかなり深いのでたくさん入ります!

 

取っ手は、ロングハンドルです。

汚れがつきにくく、手触りが気に入っています。

 

引き出しのレールは、ソフトモーションレールです。

ちょんと押すと、すーっと勝手に閉まるタイプです。

逆に、勢いよく閉めても、減速して静かに閉まってくれます。

 

シンク用キャビネット中段引き出し

シンク用キャビネットは、上にシンクがあるため、中段と下段の2段のみです。

 

フロアユニットシンク用キャビネット

シェルフにはふきんや使い捨てのゴム手袋、キッチンペーパーなど、

ストッカーには、ボウルやざる、計量カップなどを置いています。

手前のポケット部分には、まな板や包丁などを入れています。

 

ポケットは取りはずし可能なので、気軽に洗えます。

フロアユニットポケット部分

 

シェルフは奥まで移動可能なので、

下のトレーのものが取り出しやすいです。

シェルフを置くまでしまう

 

調理台用キャビネット上段引き出し

調理台用キャビネット上段引き出し

アレスタは、標準でトレーが付きますが、

「AS」の場合、業者によって付く付かないがあるそうです。

わが家は付いていませんでした。

引き出しがとても広いので、仕切りは必須です。

もし、付いていなくても、リクシルの通販で買えます。

 

調理台用キャビネット中段引き出し

調理台用キャビネット中段引き出し

幅も高さもあるので、この引き出しが一番いろいろ入ります!

パスタケースも立てて入れられます。

 

コンロ用キャビネット中段引き出し

コンロ用キャビネット中段引き出し

コンロ用キャビネットにもシェルフをつけました。

こちらのポケット部分も取り外せるので、丸洗いできます。

 

ポケットの広くなっている部分には、1リットルのサラダ油、オリーブ油、ゴマ油などがぴったり入ります。

コンロ用キャビネットポケット部分

 

コンロ用キャビネットシェルフ手前いっぱい

軽く引き出しを開けると、上のワイヤーシェルフが手前まできている状態になっています。

 

引き出しを更に手前に引くと、サイドのマグネット(かな?)の部分が外れて、

ワイヤーシェルフが離れます。

ワイヤーシェルフを奥にしまう

フルオープン時。

 

下段引き出し(シンク用、調理台用、コンロ用共通)

シンク用の下段には、こどもの水筒や普段使わないワッフルメーカーなどを、

調理台用の下段には、ストック用の食品、

コンロ用の下段には、おそうじの道具などをしまっています。

フロアユニット下段の引き出し

 

高さは18センチくらいあるので、思っているよりも入ります。

シンク用キャビネット下段の高さ

 

ウォールユニット

ウォールキャビネット

わが家は、キッチン入ってすぐの場所が冷蔵庫置き場で、

フルオープンのキッチンにはできなかったため、上の吊戸棚をつけましたが、

フロアキャビネットの収納力が想像以上だったので、

わりとがらんとしています。

 

オプション:扉キャッチ

扉キャッチ

すべてのキャビネットに、扉キャッチというストッパーをつけています。

揺れを感知すると、扉をロックし、

揺れが収まると、自動的にロックを解除します。

いつ来るかわからない地震に備えました。

 

オプション:クイックパレットとシステムライト

クイックパレット

オプションで、シンクの上に、クイックパレットという、仮置き棚をつけました。

最長で、ここまで↑下がります。

でもこれ、後ろがカウンターの場合、あまり使えません。

ボウルや、フライパンなどを乾かすために置いたことがありますが、

後ろに落っことさないかと気を使います(汗

基本、全面壁付け型のキッチン用なんだと思います。

カタログでも、クイックパレットの後ろは壁になっています。

失敗したかな・・・

今は、ふきんかけになっています(涙

なんとか他に有効活用できないかと検討中です。

 

下から見ると、こんな感じです。

クイックパレット

ライトもオプションです。

 

収納ユニット

背面のカップボードは、

「ウォールキャビネット」と「カウンター」と「ハイフロアキャビネット」を組み合わせています。

収納ユニット

 

ハイフロアキャビネットは、家電収納ができるオープンタイプで、

送風式蒸気排出ユニットという機能のついたタイプです。

引き出しを閉めた状態でごはんを炊いても、蒸気を吸い込んでくれるので、

キャビネットの天井部分がふやけたりしません。

AS送風式蒸気排出ユニット

上でも書きましたが、腰をかがめてスイッチを押しています。

 

カウンターは、人造大理石とメラミンとで選べます。

キッチンの調理台と同じ色の人造大理石からも選べますが、

気軽に使えるメラミンにしました。

すべすべしていて、汚れがつきにくい素材ですが、

トースターなどの比較的軽い家電は、滑ります。

収納ユニットハイフロアキャビネット

 

おわりに

以上が、わが家のリフォームしたキッチン、「AS」のすべてです。

キッチンは、リノベーションをして本当に良かったと思える箇所、

1位なので、

思い入れがあり、つい記事が長くなってしまいました。

リクシルの中でもあまり知られていない「AS」の情報をお探しの方の参考になるといいなと思います。

-リノベとその後

© 2024 おむかいリノベ Powered by AFFINGER5