リノベとその後

LINEで予約【確定申告2021】税務署相談行ってきました!ドキドキ初めて体験記

2021-03-06

わが家は昨年中古マンションを購入しました。その後それまで住んでいたマンションを売ったので、今年は確定申告をしないといけないんです。

以前主人が不動産売買の営業をやっていたことがあったので、今回の確定申告もお願いしたのですが、、、

営業から離れて10年以上経っているせいか、持っている情報が古くて、3000万円特別控除の特例と住宅ローン控除が同時にできると言っていました(-_-;) (←売ってから3年目以降に新たに購入する場合は可能です。今年かぶっての控除はできないので(^-^;)

主人ひとりに任せるのは怖いので、わたしも独自に調べることにしました。

インターネット上にも確定申告に関する情報はたくさんあって参考になりましたが、どうしてもわからない点があったので、直接税務署で聞いてきました。

今回は、税務署に相談しに行くときの準備から、実際に初めて相談に行ったときの様子をレポートします。

思っていたのとちょっとちがっていましたが、担当の方は親切に教えてくれましたよ(^^)/

 

確定申告書の作成より源泉徴収票の専門用語がわからない!という場合は、関連の箇所をおさえておいたほうが確定申告書の見方の理解が早いです。確定申告書の作成前に源泉徴収票の見方をかるくおさらい

※2021年3月23日追記

LINEの個人情報管理について

この記事では、国税庁とLINEで友だちとなり税務署の入場整理券を手に入れる方法を掲載しています。LINEは2月以降他国からのアクセスを完全遮断しているとのことですが、不安に思う場合は、確定申告会場に直接行った上で

※2021年3月13日追記

確定申告書は本人もしくは本人から依頼された税理士以外の者が作成してはいけないんですって。税理士法に違反となって罰則が科せられることもあるとか。。。妻やこどもでもダメということでした。申告書の代筆や提出は代理人でもかまわないようです。

確定申告の相談の予約は「入場整理券」が必要

確定申告を相談する場合、入場時間枠の指定された「入場整理券」が必要です。

入手方法は2通りです。

  • 確定申告会場で当日券をもらう
  • LINEで事前発行

当日券の場合、12時、13時台に配布終了となる会場もありますので注意が必要です。終了となった場合、配布状況に応じて後日の来場をお願いされることがあるようなので、事前に時間指定ができるLINEを活用するといいです。

こちら ↓ から、当日の入場整理券の配布状況がわかります。

国税庁 確定申告会場へお越しになる方へ

 

入場整理券は「LINE」で事前発行

わたしはあらかじめ、LINEで相談の予約をしました。

相談の申し込みは、10日前から2営業日前まで受け付けています。

 

LINEで入場整理券を入手する方法

国税庁と友だちから始めます。

国税庁 友だち追加-LINE

以下、実際のやりとりです。

 

国税庁の友だち追加が完了したら、手続きの案内が来ます。

国税庁LINE画像申込み

 

申し込みの前の確認事項があります。

国税庁LINE画像申込しみの前に

国税庁LINE画像手続き開始

 

管轄の税務署の場所がわからない場合は、ここから探せます。

国税庁LINE画像税務署選択

 

はじめに、都道府県を選択します。

国税庁LINE画像都道府県選択

 

さきほどの画面で調べた管轄の税務署または、会場を選びます。地域によっては、税務署ではなくホールなどを借りて行っている場合があります。

国税庁LINE画像会場選択

 

申し込む日時を選びます。時間は9時台~16時台まで、1枠30分刻みで選べます。

国税庁LINE画像日程選択

 

申込内容の確認をします。よければ申込ボタンをタップします。

国税庁LINE画像申込内容の確認

 

申込完了しました。受付でこの画面を見せます。キャンセルもこの画面から行います。

国税庁LINE画像申込完了

 

最後に申し込んだ税務署のURLが届きます。

以上で、税務署の入場整理券のやりとりは終了です。

 

LINEで入場整理券を入手する方法まとめ

  1. 管轄の税務署を選択します。都道府県と会場を選択
  2. 希望の日時を選択
  3. 申込内容の確認
  4. 内容が間違いなければ申込
  5. 申込完了

あっという間に申し込みできますよ。

相談の当日、受付で「申込完了」の画面を見せますので、スクショしておくといいです。

国税庁 LINEアカウントの開設について

国税庁 申告相談の申込をオンライン(LINE)で行った方へ

 

当日券発行とLINE事前発行以外の相談方法

予約制とはいえ、実際に税務署に行ってみると、思っているより混んでいるし待ちます。

直接税務署に出向くのが困難な場合や密を避けたい場合などは、AIによるチャットボットや電話でも相談にのってくれますので、そちらを利用するといいと思います。

ただ、どこの税務署もこの時期電話がとても混んでいるようなので、事前に国税庁のQ&Aを参考にするものいいかもしれません。

国税庁 確定申告期に多いお問い合わせ事項Q&A

国税庁 チャットボット(ふたば)に質問する

国税庁 国税に関するご相談について

 

当日の税務署の様子

税務署前行列

税務署に行くのは初めてですが、人が集まっている様子が遠目からも確認できたので、場所はすぐにわかりました。

数日前に予約したのに、この人たちの後ろに並ばないといけないのかと思いましたが、予約した人用の待機場が別に用意してありそちらで待つように指示されました。

予約時間よりすこし過ぎたあたりで中に案内され、入り口で手を消毒するようにお願いされます。

そこで2~3分待たされ、3人集まったところで、今度は2階に案内されました。

 

赤いテープのラインに沿って進んでいき、会場の入り口で体温を計ってから入場します。

前に並んでいる方々と合流し、並んで、ひとりひとり受付を済ませます。

受付の方に、LINEの「申込完了」の画面を見せて、確定申告に来た目的を伝えて、また赤いラインに沿って進みます。

 

途中クリアファイルに入ったみどり色の用紙を渡され、またしばらく並んで待ちます。そのとき、再度目的を聞かれるので、マンションを売却したと答えると、別の青いテープのラインに並ぶよう言われました。赤いラインは個人、青いラインは資産関係、と相談窓口が別になっているようでした。青いラインの側は人数少なめでした。

 

会場内は、「準備コーナー」と「パソコンコーナー」に分かれていました。

 

「準備コーナー」では、確定申告書の記入のし方や不明点などの相談を受付けていました。わたしの目的地です。

 

「パソコンコーナー」では、実際に入力をして提出までできるようになっていました。パソコンに慣れていなかったり、入力の仕方がわからない場合でも、職員の方がついて教えてくれるようでした。

 

しばらくすると順番が回ってきました。

案内されると、テーブルとテーブルの間にに職員が立っていて、2つのテーブルを一度にさばいていました。

 

職員と相談者の間と、隣の人との間には、飛沫感染対策用のビニール製のパーテーションが貼られていました。

いすに座って説明を受けるのかと思っていましたが、教壇より高いくらいの高さの会議用テーブルが何列にも並んでいて、いすは置いてありません。相談に来た方はみなさん立って説明を受けていました。待っている間、前に並んでいたおばあちゃんが腰をトントンたたいて辛そうでしたが、その方にはいすを用意してあげたようです。

 

相談を受ける

担当は、若いお兄さんです。

まず、並んでいるときに渡されたみどり色の用紙に、申告者の名前、住所を記入します。

 

今回のわたしの相談内容は、「自宅マンションの売却と購入について、特例を利用する場合の不明点」です。

マンションの売却益が出た場合、3000万円特別控除の特例、住宅ローン控除、どちらを選ぶか迷いますよね。

不明点は主に、

  • 3000万円特別控除の特例を使った場合は税金は0円のはず。申告納税8万円となったが、計算を間違えている?
  • 3000万円特別控除の特例と住宅ローン減税、結局どっちを使えばおトクなのか
  • 住宅ローン控除は10年で最大200万円だが、年末残高が2000万円より少なくなると、控除額も減ってしまうのか
  • 添付書類に領収書のコピーなどの記載がないが、必要ないのか

の、4点です。

職員の方に教わった内容は、『税務署で相談した「3000万円特別控除の特例」と「住宅ローン控除」の回答』にてくわしく書きましたので、ここでは省略します。

 

予め国税庁の確定申告等作成コーナーで作成した申告書を持参して説明を受けたので、こちらの質問をスムーズに伝えることができ、相談の時間は10分から15分くらいでした。並んで待っている時間のほうが長かったです(^-^;

相談が終わると、「こちらで出力してきますか?」と聞かれるので、自宅に戻って主人に報告してから郵送で提出しますと言って会場を出ました。

 

初めて税務署に行った感想

税務署を出ると、まだ外でたくさんの人が待っていました。当日券を手に入れた方だと思いますが、混雑緩和のため会場内では待つことができないので、順番が来るまで外で待つしかないみたいでした。

わたしは予約をして行ったので、着いたらすぐに相談できるのかと思っていましたが、会場内に入ってから15分ほど並んで待たされました。当日券を入手するよりは短時間で済ますことができましたが、予約の時間が相談開始の時間ではないので、時間に余裕があったほうがいいと思います。

 

初めて行った税務署でしたが、確定申告書の時期は職員の方が忙しすぎて殺気立っているんじゃないか、聞きたいこと全部聞けるのかなあと不安だったのですが、親切丁寧に対応してくれました。

多少待たされはしましたが列が進んでいたので、並んでいる相談者のみなさんもイラつくことなくおとなしく待っていました。

 

税務署に行くメリットとデメリット

自分でサクッと作成できればいいのでしょうけど、やむを得ず税務署に行くことのメリットとデメリットを考えてみました。

メリット

  1. 無料!!
  2. 税理士に聞くまでもないようなささいな疑問も相談できる

デメリット

  1. 会場までの交通費がかかる
  2. 会場がそれなりに混んでいる(感染におびえる)
  3. (節税の)裏技とかは教えてもらえない

わたしの場合、ネットで調べてこれでいいのかな、合っているのかなと思ってもやもやしていた問題が解決できてよかったです。わざわざ電車2本乗り継いで行ってきた甲斐がありました。

感染リスクを軽減するための対策はしているようでしたが、会場は広くないので人と人との間隔はあまり取れません。わたしも相談がなければ密が考えられそうな会場へ行くことはなかったと思います。

 

税務署へ相談しに行く前にやっておくといいこと

最低限以下の準備しておくとスムーズに進められます。混雑した税務署内での滞在時間も短縮できると思います。

  • 事前にLINEで入場整理券を手に入れる
  • 予め確定申告書を作成して持参(確定申告書などの様式・手引き
  • 源泉徴収票や年末残高等証明書などの必要書類のコピー持参
  • 疑問点をまとめておく

時間の余裕を持っておでかけください。

以上、初めての税務署相談体験でした(^^♪

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